「オレ、辞めます!」10年勤めた病院の退職を決めたとき

どうも、おざきちです。

今回は、勤務している病院を辞める決意をした経緯を書きます。

目次

看護師歴 = 現在所属の病院勤務年数

この病院は、看護師1年目から働いています。

思い入れがない訳ありません。

しかも、もう10年以上勤めています。

これまで何度も辞めようと思ったことはあります。

では、なぜ今はっきりと辞める決断をするに至ったのか?


簡単に言うと、子供ができたから。

普通は子供ができ、家族が増えるとしっかり養いたいから辞めないイメージかもしれません。

私ももちろん、2人の子供を抱えて退職・転職・再就職はしたくありません。

家のローンも抱えて、働かない時間 = 稼がない時間 を持つのは恐怖です。


でも、このまま働き続ける方が怖い!

そう思える出来事があったんです。

このまま働き続けたら怖い!病院であった本当の話


奥さんも部署は違うけど、同じ病院に勤めています。

私は看護部、奥さんはリハビリテーション科。

部署は違うが、病院の体質は全部署に影響しています、当たり前ですが。


これは奥さんから聞いた話。

「上司が休めないからって、熱のある我が子に座薬を詰めて、保育園に登園させた」

って、言うんです。


あり得ない!

どんな理由があっても、あり得ない!

我が子より優先すべきものなんてあるのか?


患者を第一に!と言って、自分や家族の犠牲を強いる病院は辞めるべき

患者や病院が優先されるべき。とか、

シフトが回らない、同僚に迷惑かかるから行くべき。とか、

そんな風潮がある病院は早く辞めた方がいい。

いや、もうお願いします。

家族の犠牲を強いる職場は辞めてください。


だから、自分がまず決意しました。

「オレ、辞めます!」


子供ができるまでは、気付けませんでした。

こんなにひどい職場だって。

それまでは、自分が耐えれば何とかなった。

けど、家族ができて、子供にその犠牲が強いられて初めて気付けた。

こんな職場にはいられない。


独身の人か、子育てがひと段落した人しか働けない病院。

子育て世代は、「正社員」から「パート」という働き方を変えるか、

夜勤のない部署へ異動して、働く時間を制限するか、退職するかの選択に迫られていた。


だから、妊婦さんは見ても、産休育休後に復帰しても長く働く人をあまり見かけない。

うちの病院は明らかに子育て世代が働きにくい。

いや、働きたくない病院だ。


退職後はNo Plan!だけど、退職日は決めました

今はまだ退職後に何をするかは考えていない。

ただ、期限だけは決めた。

2023年3月末まで。


この日まで働いて、辞めます。

それまでは、ブログを積み上げていく。

食えなくなったときの、働き口をいくつか探しておく。

【ジョブデポ看護師】看護師の会員登録プログラム


毎月最低いくらあれば暮らしていけるのか?

雇用保険を使うといくら支給されるか?

貯蓄はいくら貯めれば、半年から1年は無給でも平気か?

などを書き連ねて作戦たてます。


奥さんはボーナスなしでも今すぐに辞める気でいます。

長くても2022年3月には辞めそうだ。

収入の不安より、不測の事態にすぐに対応できるようになる喜びの方が大きい。



うちのように助けを求められる両親(じいじ、ばあば)が近くにいない。

コロナ禍で病児保育が再開しない。

それなら、自分たちで我が子を守るしかない。


個人の犠牲がないと成り立たない病院は淘汰されるべき

「そんなこと、昔からあったよ」

って、聞こえてきそうです。


間違いなく、あったんだと思います。

でも、それでも従順に働いてきたから、何も変わらない現在があるんです。

私ひとりが「No!」と言ったって、辞めたって何も変わらないかもしれない。


けど、この思いをブログやSNSで発信すれば、何か変わるかも。

同じように苦しんでいる人を救えるかもしれない。

私と同じように考えたり、行動する人が一人でも増えるかもしれない。


看護師になったからって、医療従事者だからって、自分も家族も犠牲にする必要はない。

しっかりと理由を告げて病院を去る。

病院が体質改善するか、その前に時代に淘汰されるか。


どうなるかは分からないが、退職理由をしっかり告げることが大事。

病院に残って働き続ける人たちがいつか報われるように。

これまでお世話になった病院が淘汰されないように。

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