痛くて号泣【鼻から胃カメラ初体験】麻酔(鎮静剤)なし

総合病院に勤めています。

メリットの一つに、40歳以上は人間ドックを毎年受けられます。


調べてみると、人間ドックは自費費用で高価!

しかも、前日から準備してしっかり休みを確保しないと受けられません。

これはなかなかハードルが高い。


勤め先が人間ドックに休みと費用を出してくれないと、

なかなか受ける気にはならないですね。


そこで毎年無料で受けられる身。

少しでも多くの人が、人間ドックに行って疾患を早期発見できるように、健康で過ごせるように。

自分の体でいろいろ体験して、感じたことを残しておきます。

今回は、去年避けた胃カメラ(胃部内視鏡検査)についてです。

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目次

結論:鼻の疾患がある人は【鎮静剤ありの胃カメラ】がオススメ!

鼻の疾患や鼻づまりなどの症状が普段からある人は、鎮静剤を希望してください。

本当に、つらい体験になります。

わざわざ体験しなくてもいいと思います。


モノ好きで、何でも体験しておきたい人は別ですが。

あの激痛を知ってしまうとどうしても体験することをオススメできません。

たまに、あの体験がフラッシュバックするくらいの強烈体験です。


鎮静剤を使うと、帰りは運転禁止です。

車の運転をしないと帰れない。

その日に仕事がある。

などの理由がない限り、鎮静剤をぜひ使って下さい。

事前に希望を伝えておくのが確実ですが、当日希望を伝えても鎮静剤使ってくれるはず。


鎮静剤はオプション扱いなので、追加費用がかかります。

3,000円前後の費用が相場。

これをケチると、トラウマ級の体験が手に入りますよ。


鼻疾患あるなら、口からの胃カメラにすれば?

って、思うかもしれません。

結論「口からの胃カメラもオススメできません


口からの胃カメラでは嘔吐反射「オェッ」「ゲェーッ」が避けられません。

この辛さがどうやら尋常ではない

口から胃カメラ体験者は、口を揃えてあの辛さに戻りたくないと言います。

【胃カメラ】を受ける患者の苦痛を知るぞ

ここからは、胃カメラを受けるまでの経緯と葛藤を書いておきます。


上司が私に言いました。

「胃カメラ、鎮静剤つかって受けないよね。

初めての時くらい、患者さんがどんな思いしているか体験してみたら?」


さんざんそれまでも驚かされていたので、鎮静剤使うか悩んでいました。

いや、鎮静剤の使用の有無よりも、胃カメラを受けるかどうかに本当は悩んでいました。


結局、上司のアドバイスを真に受けて、鎮静剤なしで胃カメラ検査をすることに。

体験【鼻から胃カメラ】激痛すぎた!

まずは、なぞの液体を飲む

検査室の待合で待っていた時です。

知り合いの受付スタッフが説明なしで、コップに入った液体をくれました。

どうやら飲むらしい。


コロナ禍で、他に健診や人間ドックを受けている方も多くいます。

あまり会話しないようにしているのかな?


前日の21時から絶飲食中です。

液体の内容は不明でしたが、のどの乾いた私にはありがたかった。

しょっぱいポカリスエット的な。

普通に飲めました。


後から聞いたら、あれは消泡剤。

胃の中の泡を消して、検査の時に胃の表面を見やすくするために飲みます。

鼻から2種類の麻酔?スプレーとゼリーを流しこむ

名前が呼ばれて検査台へ。

両方の鼻からスプレーとゼリーを流しこまれます。


スプレーが鼻の通り道を広げるため。

ゼリーが痛みをやわらげるため。

説明してくれていたけど、もううろ覚え。


飲み込んでもいいけど、「にがい!」

薬の効果を高めるには、飲まないほうがよさそう。

医師登場、ついに【鼻から胃カメラ】入れていきます

実は、医師はずっとパソコンの前にいましたが。

あえて、登場としました。


実は実は、病院勤務の特権?!で、担当看護師が事前に聞きに来てくれました。

「どちらの医師がいいですか?」


前評判は聞いていたけど、患者さんは選べないだろうし。

早く帰りたい、待たされるのも嫌だし。

「どの先生でもいいです」

と、優等生回答。


その結果、前評判の悪い医師が担当に。

うーん、少し不安がよぎる。


医師「初めて?それじゃ、右の鼻から入れていくね」

なるほど、左右で入れやすさが違う人がいるのかなぁ。

と、感心している間もなく。


激痛!!

鼻の奥が通過しないのか、苦戦中。

ガンガン先端すすめていくけど、のどに入っていかない。


気付いたら、手はこぶしを握りしめ、目からは大粒の涙がぼろぼろ。

そして医師から一言

「せまいね、反対からやろうか?」


思考停止後。

もう一度、あの痛みに耐えるの?

もうムリだぁ。


心のこえとは裏腹に。

「はい」

って、答えました。

【鼻地獄】右鼻が通らないなら、左鼻をさしだせ

再挑戦しました。

左鼻から胃カメラ入ってきます。


激痛!!!

やっぱり通らないじゃん。


もう、口からやりましょう。

って、医師が言ってくれるものだと期待していたら、相変わらずガンガン突っ込んできます。

気付けば、また体は硬直して、大泣きしてます。


恥ずかしいけど、なりふり構っている余裕はないです。

そんなこんなで見もだえているうちに、鼻地獄終了。

「通りましたね」と看護師さんのこえ。


あぁ、よかった。

と余韻に浸る間もなく、次のつらさがやってきます。

飲み込んではいけない地獄

タイトルの通りなんです。

飲み込んではいけないんです。

事前にアドバイスもらっていたのに、鼻地獄ですっかり忘れてしまった。


異物がのどにいれば、いつもなら飲み込んですっきりする。

胃に送り込めば、異物感はなくなる。

でも、胃カメラは飲み込んでもすっきりしないんです。

だって、ずっとのどにファイバーがいるから。


逆に、飲みこむと唾液と飲みこむ運動で画面が見づらくなります。

それは検査時間の延長につながる、検査妨害です。

それに気付くまで時間がかかりました。


気付いてからは、持参のマイタオルに

「ぺッ。ペッ。」

とつばを吐き出すように心がけました。


異物感から飲み込みたい衝動にかられる。

飲み込みを我慢して、ペッペとつばを吐きます。

口を軽く開けておくと、なお楽です。


せっかくだから、一緒に画面見よう。

なんて欲張るとつらくなります。

遠くをぼぉーと見て、あほ面でも口を開けておくのです。

胃の空気を出してはいけない地獄

地獄とか書いてしまったけど、つらくはないです。

ただ、胃に送り込まれた空気を維持することは難しいです。

本来なら、胃の表面をしっかり見るために膨らませているはず。


分かってはいるけど、げっぷを我慢する訓練なんてしたことない!

気付いたらげっぷしてます。


特に、がまんしてね。

とか、言われなかったのでそこまでつらくはなかった。

痛みの原因が判明

いろいろ調べた結果、鼻の症状や疾患がある人は激痛を伴う可能性が高いです。


普段から鼻づまりがある。

慢性鼻炎や副鼻腔炎がある。

鼻茸や花粉症で鼻の調子が良くない。


こういった方は、鼻からの胃カメラはつらい体験になると思います。


わたしは、子供の頃はアレルギー性鼻炎。

大人になった今は、年に2回ほど副鼻腔炎で耳鼻科に駆け込みます。


そういう人は鼻の通り道が狭い。

疾患で狭くなったのか、生まれつき狭かったのか?

どちらにせよ、鼻の通り道が狭いと鼻胃カメラは激痛

まとめ&胃カメラをラクに受けるコツ4つ

鼻の疾患がある人は、鎮静ありの胃カメラがオススメ


胃カメラを鎮静なしでやるなら

マイタオルを持参して、つばを吐きだす(飲み込まない

内視鏡画面は見ない!ぼぉーと遠くを見る

口はあほみたいにポカンと開けておく

呼吸は意識的に大きく、リラックスして力まない


これを覚えておくと、よりラクに受けられます。

鼻の疾患がない人は、激痛ではないはずなので挑戦してみてください。

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